ミネラルとは~ビタミンミネラルの話

ミネラルって何?

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ミネラルというのは、人間の体を構成する酸素、炭素、水素、窒素(この4つで約96%を占める)以外の全ての元素を総称した栄養素です。つまり、人間の体を構成している元素そのものであるということです。科学的に言うと、ミネラルは元素そのものであるので、「無機質」です。

ミネラルはビタミンと同様に体外から摂取しなければ、体内では合成できません。 また、ミネラルはその種類が大変多く、主要なものとして6種類挙げられています。主要ミネラルとは、カルシウム、リン、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩素です。

これらのそれぞれの働きはまた別記するとして、この主要なものの他に微量ミネラルとして 鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、ヨウ素、コバルト、セレン、モリブデン、硫黄の10種類が挙げられています。これら微量ミネラルは現在も研究が進められている最中であり、必須ミネラルが今後増える可能性もあります。

カルシウムとは~ビタミンミネラルの話

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人間の体重の約1.8%を占めているのがカルシウムで、このうち99%に至っては骨や歯の構成要素となっております。残りの1%はではどこにあるかというと、実は血液と共に体内を循環しているのです。この血液を循環しているカルシウムは、神経の機能を正常に働かせるという重要な役割を担っています。

また、血液の凝固作用もあり、血小板と同様、止血するのに役立ちます。また、神経の機能を正常化させる役割があるということで、不足するとイライラ感が高まります。また、運動をしている人は筋肉の収集を絶えず行なっているので、カルシウムの減少も大きいです。運動していない人に比べて、大目のカルシウム摂取を心掛けるようにしたいものです。