都心駅前の小型フィットネス

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都会のジムスポーツクラブ大手が小型店舗の展開を始めています。既存の半分以下の広さで、駅のすぐ近くなど都心の利便の良い場所に開業したりする例も多くあります。省スペースで可能なヨガを中心とするなどプログラムに工夫し、サラリーマンやOLの利用をターゲットにしています。

初期投資額が少ないため、大手にしてみればリスクは小さいと思われます。小回りの効く形態なので、大手の郊外店などとは顧客の競合が起こりにくく、今までフィットネスを利用したことのなかった顧客を取り込む狙いもあるでしょう。

団塊の世代の退職が既に始まっており、自由な時間の増えるミドル世代が増加してきています。そういった世代をいち早く取り込む狙いもあるでしょう。がっつり数時間フィットネスクラブで過ごすような客層ではなく、ちょっとだけ数十分程度、お買い物のついでやお友達との女子会の後などの利用も見込めるでしょう。肝となるのは、地域密着型・女性をターゲット、会費が安いという部分になってくるはずです。

私は、既存の大型店舗と言われるスポーツクラブにずっと通っているのですが、大型施設と小型施設の棲み分けがますます進んできそうですね。大型店はどちらか言うと施設の設備とプログラムの種類が売りであり、小型店はマンツーマンのサポートや少人数でのアットホームな雰囲気が売りとなってくるでしょう。

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日本も食習慣等の欧米化が言われて久しいですが、健康意識の高まりと共に運動習慣の重要性がますますクローズアップされてきます。運動(スポーツクラブ通い)は食事や睡眠のように、欲求の赴くままに自らできるものではありません。明確な、主体性のある、自分の意志があって初めて出来るものです。

初期投資の少なさと、会費制かその都度払い制かの違いも大きなキーポイントとなります。利用される方はご自身の利用頻度に合わせて、会費の事前計算を必ずしましょうね。