駅中都市型フィットネス

スポンサーリンク

通勤 都心部にはひとつの駅でかなりの乗降客が毎日ある駅がたくさんあります。例えば上野駅では、JR、地下鉄を合わせた乗降客数は約60万人以上です。

そのJR上野駅に都内最大級の5,400平方メートルのフィットネス&スパ施設があります。JR東日本スポーツのジェクサー・フィットネス&スパ上野です。施設の場所としては、本施設はメインゲートが入谷口通り(上野動物園の反対側)で、施設は4階層になっており、プールエリアはJR上野駅内の17番線ホーム横、ジムエリアは地下1階になっているそうです。
スイカカードを持っているなど、一定条件を持つ人に対しては改札内から入場できるなどの特典を設けたり、ジムのモニターに、JR東日本の運行状況なども出てきたりしています。

これだけの規模があれば、60万人の乗降者のうち、仮に1%でも入会者がいれば、6,000人になります。日本のフィットネス人口の全国平均が人口当たり約3%ということを考えますと、1万8千人くらいは単純に想定できる範囲内でしょうか?集客が既に出来ているエキナカというのは、フィットネスクラブにとってはとんでもなく有利な条件です。

プログラムもどのようなものがあるかを調べてみましたら、エアロやステップ系の充実はもちろん、太極拳やヨガ・ピラティス系、HIPHOPなどのダンス系、コンバット、ヒーリング、パンプなどのレスミルズもあります。一通りそろっているといった感じでしょうか?もちろんプールもあるため、アクアプログラムも充実しています。

スポンサーリンク

上野駅が自宅の最寄り駅という方にはジムまでの通う時間が無くなり、非常に便利です。こんなに近ければ月1万円位だし、ちょっとやってみようかな?という、初めてフィットネスをされる会社員やOLの方々を取り込めそうな気がします。スパ施設も充実とのことなので、お風呂会員の方も多くなりそうです。

1点だけ都会型の大規模施設ではいつも思うのですが、施設に到着してからフロントまでや、ロッカーからジムスペースやお風呂までといった必ず利用する設備間の移動距離がどうしても長くなります。これに時間が掛かるようだと忙しい平日の利用客の不満は少なからず溜まるような気がしますので、円滑な移動方法(もしかしたらムービングウォークなど)の考案が必要かも知れません。

また、混み過ぎもストレスとなりますので、充分なスペースの確保など対策が必要ですね。 とはいうものの、こういった便利さは利用者にとっては大歓迎です。 もっと出店にお金のかからない駅中コンビニのようなフィットネススペースなどもますます出てきそうです。