寿命延ばした欧風の食事

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寿命の長い鶴と亀 平均寿命が延びた理由の一つとして次のようなことが考えられています。コメを主食とし、野菜や海藻、大豆及びその加工品などの植物性食品、これに加えて魚介類を摂取する伝統的な日本の食習慣が過度に欧米化され、栄養バランスが取れたからではないかということです。

かつての日本人に不足していた、たんぱく質と脂肪が充分に供給されるようになったことが、栄養のバランスを改善し、死亡率の上位を占めていた低栄養による脳卒中や結核、その他の感染症の死亡をぐんと減らし、長寿を導いたものと思われます。

しかし一部の人からは、現代の日本人は肉や脂肪の摂りすぎだとよくいわれます。これは飽食時代に生まれた若い人たちに言えることで、65歳以上で、ごはんをベースに野菜をしっかり摂るという伝統的日本の食習慣が定着した人には当てはまらないでしょう。事実、最近の高齢者で肉や脂肪を好んで摂っている人は、若々しくて元気な人が多いようです。

これは、今まで考えていなかったことなので驚きましたが、昔の粗食を挽回しているような感じですね。高齢者の場合は粗食では逆に栄養失調状態に陥ることもあるようです。

例えば、肉類が食べにくくなることが多いため、相対的にたんばく質の摂取量が少なくなり、低たんばく性の栄養失調に陥るなどが多いようです。若いうちは何でも食べられますから、逆にこの飽食の時代は自分でセーブしないといけないということです。

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私も、今はあまり寿命のことなど考えることは無いのですが、50歳や60歳になったときに体がどうなるかの心配くらいはします。運動は毎日のように続けているので、運動不足については問題ないと思っているのですが、一番体に影響を及ぼすのは食事ですよね。

20代、30代の、食べ過ぎ飲み過ぎが将来の自分の体に与えてくる影響を考えると、食欲の赴くままにということではなく、不必要に無駄なカロリーの摂取は抑えるべきなんだろうなぁと思います。