お酒と肥満の関係

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飲酒運転の厳罰化が叫ばれています。交通では車よりも歩行者、人間では大人より子供といった具合に、必ず弱者が犠牲になります。

飲酒運転の事故で思い出されるのは、福岡で起きた飲酒運転による幼児の死亡事故です。これは今でもニュースに出てくれば涙が出てきます。希望に満ち溢れた子供の命を奪う飲酒運転は断固として許せません。

これを受けてトヨタや日産などで、飲酒状態ではエンジンのかからない車が開発されているようです。飲酒により血液中に入ったアルコールは、中枢神経を麻痺させます。そのため、理性をつかさどる大脳新皮質の働きが抑えられます。つまり、普段絶対に飲酒運転しないぞと思っている人も、大量の飲酒時には自分が飲酒しているかどうかの判断すら出来なくなるので、やはり技術的な歯止めをかけることは必要だと考えます。技術的には問題がないらしいので、早く販売に漕ぎ着けて欲しいと思います。

そして今年もまた忘年会のシーズンが近づいています(ちょっと早いかな?)。法律や技術に頼らなければならないのは情けないのですが、飲酒運転は殺人未遂と同じだというくらいの意識を運転者全員が脳裏に刻み込むべきだと思います。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

自分の周りを見回しても、酒飲みと肥満者の関係はそれほど密接な関係があるような気はしません。大酒のみでも、痩せ型の方も多いです。実はあんまり関係性がなさそうですね(笑)。

しかし、これに関してはいろいろな噂がありますね。お酒自体のカロリーが高いとか、お酒と一緒に取るつまみが高カロリーなので、酒飲みは肥満体になるなど。

脂質    9キロカロリー
炭水化物  4キロカロリー
たんぱく質 4キロカロリー

っていうエネルギー係数を思い出してみて下さい。体内で一番エネルギー消費効率の高い栄養素は脂質でしたよね。アルコール自体は7キロカロリーあります。

つまり、脂肪に近いくらいエネルギー量が大きいので、過剰摂取は肥満の原因となります。

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また、お酒はフライドポテトや、焼肉など脂っこいものと相性がすごくいいですよね。これらの摂り過ぎも肥満、高脂血症の要因となります。

さて、皆さんは、お酒をいつ飲みますか?お酒を飲む時間帯って夕方~深夜にかけて多いですよね。寝る直前に摂る栄養は消費されずに体内に蓄積されやすいです。これも飲酒が肥満志向にある一因だと思います。

ところで、沖縄県って電車がないのをご存知ですか?沖縄県以外に住んでおられる方は案外ご存知じゃないのではと思うのですが、これって、もちろん終電がないということです。

つまり、終電を気にせずに際限なくお酒が飲めるということです(笑)。その沖縄県、近年肥満者の比率がどんどん高まっているそうです。米軍基地のある県として、欧米風の食生活が浸透しているというのも大きな原因としてあるとは思うのですが、お酒好きな県民性も否定できないでしょう。やっぱり自己管理能力が問われます。

酒は「百薬の長」と言われますが、あくまで少量の場合です。日本酒などの強いお酒がおいしいこれからの季節、体のため、社会のため適量で楽しみましょう!