ドーピングの怖さ
スポンサーリンク
一流選手の中には筋肉増強剤などを使用し、少しでも筋肉を太く、強くしようとする人がいます。しかし、その効果の代償は大きく、心臓にかかる負担が激増したり、潜在的に持っていた病気の発症を早めたりと、寿命を短くする可能性が高まります。筋肉が大きくなりすぎると、血液を送る心臓の負担が大きくなり、耐え切れなくなります。
そのため、過度に筋肉が付くのを防ぐ遺伝子を人間は体内に持っています。薬物を使用するということは、その遺伝子を操作して筋肉を付けることになるので、自ら自分の寿命を縮めているに等しい行為なのです。どのような薬物であっても、絶対に使用してはいけません。
薬物を使わずとも、圧迫帯などを用い、筋肉内の血流量を「適度」に制限することにより低酸素状態をつくり、疲労物質である乳酸や二酸化炭素を蓄積させ、軽い運動でも重いバーベルなどを使った時と同様の運動効果が得られる方法もあります。
下記図書で、大きな効果をもたらす低酸素性筋力トレーニングの方法が紹介されています。これも現在においては賛否両論あるのですが、気になる方は一度最新情報を集めてみられるとよいでしょう。
(参考文献「薬いらずの肉体改造法」宝田雄大著、ベースボールマガジン社)