メンタルヘルスが重要~休養・ストレス・癒しに関しての知識・雑学
まず初めに、休養というのは、栄養・運動と並んで、健康には欠かせないものです。このサイトでは、この3つをフィットネスと同じく、柱として考えて行きます。休養は、真っ先に思いつく睡眠だけの概念ではなく、もっと広義に捉えるべき問題になります。
「休む」ということには、精神的な癒しと、肉体的な癒しが含まれています。また、「養う」という言葉には、単に休んで体力を回復させるという意味だけでなく、次のアクションに備えて、栄養を取るという栄養の「養」という字も含まれています。
肉低的な疲労だけでなく、精神的な疲労のほうが大部分を占めてきている現在においては、いかに精神的な癒しをタイミングよく日常生活の中に取り入れていけるかどうかというのは大きな課題になっています。
つまり、休養というのは、「怠惰」な、消極的な響きが今までにはありましたが、これからの時代は、主体性を持って積極的に取っていかなければならないものになったのです。
さて、現代社会では身体の健康とともに、心の健康がますます重要視されています。従来、精神衛生と表現されてきた心の健康という言葉が「メンタルヘルス」などと呼ばれるようにもなってきています。ここで、世界保健機構(WHO)の健康の定義を引用したいと思います。
「完全な肉体的(physical)、精神的(mental)、Spiritual及び社会的(social)福祉のDynamicな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
つまり、病気を患っていないとか、体が弱くないといったことが健康の証であると言うことではなく、精神的にも、社会的にも健全であると言う定義付けをしています。
つまり、このカテゴリーで私が書こうとしていることはまさにこの精神的、社会的な部分であり、人間心理がどれだけ健康に大きな影響をもたらすのかと言うことを理解して、お互い住み心地のよい社会の確立を目指そうとするものであります。
メンタルヘルスが重要な時代
先ほど心の健康のことを、「メンタルヘルス」と言うことが出来ると書きました。体の健康を示すひとつの指標として体脂肪率などがあると思うのですが、メンタルヘルスに関しては全く指標化できないものです。個人の心の持ち方、価値観などによって全く異なることになります。また、社会的な変化など、時代背景も大きく起因してくることになります。下記休養の話からコンテンツをご覧ください。