1次予防の大切さ

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1次予防誰もが病気にかかりたくないし、医者のお世話になりたくないと思います。死亡原因のトップ3は、がん、心疾患、脳血管疾患の順です。これらの病気は、もう約50年間も、死因の50%以上を占め続けています。

それ以前の1位の死亡原因といえば、結核を始めとする「感染症」でした。前述したトップ3のいわゆる総称した呼称である「成人病」ですが、これは、近年、「生活習慣病」という名称で呼ばれることが多くなっています。なぜでしょうか?

理由の一つとして、「成人病」という言い方をすると、歳を取れば誰でもかかるというイメージを植えつけてしまうものであり、加齢に伴って起こる仕方のない病気というニュアンスになってしまいます。ところが、「生活習慣病」と言い方を変えると、健康的な生活習慣を維持さえ出来れば、その病気にはかからないと言うイメージを植えつけることが出来ます。これって大きな違いですよね。

理由のもう一つとしましては、病気を予防する段階に、1次予防、2次予防、3次予防という考え方があるためです。これも、一つ目の理由とかぶるのですが、「成人病」と呼ばれているころは、あくまでも、病気にかかったのが分かってから、どうやって治療していくかに重心をおいた2次予防の考え方が重視されていました。しかし、「生活習慣病」と呼び方を変えるだけで、健康管理や、予防段階で病気と向き合う、1次予防の考え方にシフトさせることが出来ました。

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フィットネスクラブで楽しく運動しているということは、知らず知らずのうちに、「生活習慣病」を「1次予防」していることになるのです。ちょっと、こういう意識も持って運動すれば、さらに楽しさ&満足感&充実感がアップすること間違いなし!ですね。しかも、少し表現を変えただけで、これだけの捉え方の違い、考え方の違いが出ると言うことも、併せて覚えておきましょう。「ものは言いよう」です。

例えば、お願い事をされた時はまず、「オッケー」と愛想良く返事して、条件は後で考えるといったことをすると、まず肯定から入っているので、相手の印象も良くなりますし、自分も、返事段階で悩むことがなくなります。何より前向きに考える癖が付きます。

話は逸れましたが、健康管理のため「1次予防」は大切ということをここでは分かって頂けたと思います。