女性に人気の都心の温浴施設

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マッサージ 都会の喧噪(けんそう)を忘れて温泉にエステ。女性客に的を絞った都心の温浴施設がますます増えています。東京ドームに隣接する「スパ ラクーア」(東京・文京)も女性専用休憩室が広いようです。

サウナやスーパー銭湯など男性客や家族連れが中心だった温浴施設が、女性の健康・美容の場にも適応しています。

女性向け温浴施設が相次いでいる背景には、「スパ ラクーア」や「大江戸温泉物語」が開業した2003年以降、都心部で同種の施設が増え、競争が激しくなっているのが一因です。競合施設との違いを打ち出し、新規顧客を掘り起こす作戦が展開されています。

異業種も続々参入していて、フィットネスクラブ各社も温浴施設を充実化させ、または併設した店舗を増やしています。大手フィットネスクラブ経営者は、「露天風呂があるだけで集客力が上がる」と話しています。

今後も「女性専用」などを目玉に参入する企業がまだまだ出てきそうです。

スパ ラクーア→ http://www.laqua.jp/
大江戸温泉物語→ http://www.ooedoonsen.jp/

時代の変化に応じて、色々なタイプの施設が出来てきていますね。時代や人に合わせて進化していくのでしょう。

ただ進化とは言っても、レトロブームが再来したり、最新のものを追い求めたり、ますますニーズは多様化しています。この手の施設は初期の設備投資が多額になるので、充分な市場調査が必要です。立地やターゲット層、目玉となるサービス、価格などがポイントになるでしょう。

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それにしても、女性から流行が作られ、それが形になっていくというものは多いですね。今回の記事のような美容や健康に関しては特にそう思います。

最近聞くようになった言葉で、デトックスや岩盤浴、ゲルマニウム温浴などがあるのですが、これらを取り入れている施設もあるようです。これらはどちらかというと美容の範疇になりますね。

お風呂も、銭湯時代の単に疲れや汚れを取るという目的から、スーパー銭湯などの出現でレジャーの一部になり、それがさらに進化し、「レジャー+美容・健康目的」にまでなってきています。この次は何が来るのだろうかと予測するのも楽しいですね。