乗馬療法で腰痛予防

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乗馬乗馬を40代、50代から始める人が増えています。馬の動きに合わせてバランスを取っているだけで立派な有酸素運動になり、足腰に負担をかけずに脂肪燃焼効果が期待できるからです。

馬の動きは予測がつきません。バランスを取るためには、腹筋や背筋、太腿の筋肉など普段あまり使うことのない筋肉も使わなければならず、相当な運動になります。しかも乗馬は馬にまたがっているので、ひざや腰にあまり体重がかからず、ジョギングやエアロビクスなどのほかの運動より負担が少ないのも特徴です。初心者には必ずインストラクターが付くので安心して体験できます。

障害者や腰痛予防のため「乗馬療法」というリハビリ方法もあります。心のリフレッシュにつながるのも乗馬の魅力です。馬は犬と同じくらい人の気持ちを理解する能力がある動物といわれています。馬との一体感が心地良いため、乗馬をずっと続けていられるという方もいらっしゃいます。

具体的な脂肪燃焼効果は、松下電器産業が販売する乗馬型健康機器「ジョーバ」によると、1日2回、15分ずつジョーバを使うと、何もせずじっと安静にしている場合よりも1.6倍の糖が消費されるそうです。ウォーキングを1時間したのと同じ効果があるそうです。

地域の乗馬クラブやイベントについてはこちらをご覧ください。
→ http://www.jouba.jrao.ne.jp/

いくつか乗馬クラブをネットで見ましたが、ビジター(乗馬体験)料金は30分で5、6千円くらいのようです。中高年に人気というところが頷けました。ちょっと値が張りますね。今さら運動には抵抗があるけど、座っているだけなら、誰でも簡単に出来そうという入りやすさが受けているのでしょう。しかし、乗馬に関して、やっぱり気になるのが落馬の問題ですよね。

海外では落馬事故などに関する訴訟が、スポーツ訴訟の中でも多いようです。やはり動物なので、突然思いもよらない行動を起こしたりすることはあります。

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この辺りは事前に過去の落馬事例があるのかないのかや、落馬した後、どのような補償が付いているのかなど、もしもの場合を調べてから挑戦するようにしましょう。

過去一度だけ私も乗馬したことがあります。乗馬用の馬なので、非常におとなしく、乗ってゆっくり場内を一周するだけだったのですが、体のバランスを取るために自然とお腹に力を入れていた記憶があります。実際に乗馬するとかなりの高さを感じるので、少し怖さも感じました。一歩一歩、歩くたびに上下の振動があり、落ちそうになるので、手綱を持つ手にも緊張の汗が出てきます。

上下左右、どう揺れるか分からない動きに対してバランスを取ろうとすることが運動効果を高めているのですね。興味のある方は一度挑戦してみてはどうでしょう?