スポーツ中継~深夜の観戦、眠気に勝つ
2006年ドイツ開催のサッカーワールドカップ日本の初戦の対オーストラリアとの試合は、ドイツ現地時間では午後3時試合開始でした。時差の7時間ある(進んでいる)日本では午後10時の試合開始です。ドイツ大会のワールドカップではこの時間帯が一番観戦しやすい時間帯です。次のの対クロアチア戦も同じ時間帯なので、同じく一番観戦しやすい時間帯ですね。
日本以外の試合でも日本時間で言うと、その他には午後11時試合開始や、午前1時開始、午前4時開始と、1次リーグだけでもこの4パターンあります。
イングランドやドイツ、スペインなど、他の国の試合も見たいという方は多いと思いますし、平日であれば翌日の仕事に影響します。そこで、極力翌日に影響を及ぼさない観戦の仕方を考えたいと思います。
すでに何度か書きましたが、睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠とが繰り返され、これが1サイクル約1時間半ごとに来ます。
ノンレム睡眠の最初の30分~1時間の間に訪れる深い眠りを「徐波睡眠」と呼び、これは昏睡に近く、脳が大きく休めるときです。つまり、この30分~1時間という短い時間を利用して、仮眠に充てるわけです。
観戦する時間が深夜から明け方に集中しているという都合上、まとまった6時間とかの睡眠時間が取りにくいので、睡眠を分割して時間を確保するわけです。
分割するとは言ってもやはり、仮眠以外の分割された睡眠は、最低3サイクル(4時間半)は確保しておきたいところです。これくらいの時間を確保しておかないと、期間が長くなればなるほど疲れがたまりますし、体調不良を起こすことにもなりかねません。
つまり、11時や1時の試合開始のときは事前に30分~1時間の仮眠を取っておきます。すると、試合が終わった後、普段より少ない睡眠でも深く眠ることが出来れば、睡眠は量より質が重要ですので、脳と体の休息は取れます。
明け方の4時開始の試合であれば、いつもより早めに寝て、早起きするのがいいですね。この場合はあまり問題になってこないと思うのですが、普段より早く起きることになるので、出来れば会社の昼休みに30分ほどデスクの上や椅子にもたれるなどして、仮眠を取るのがよいと思います。
試合が早く終わって出勤までにまだ少し時間があるからということで、この段階で仮眠を取ると、余計に会社で眠くなったり、夜寝つけなかったりすることになるので、起きて行動を開始するのがよいと思います。
ポイントは仮眠ということになるのですが、自分に合わない、体調が変だと思ったら、無理をせずにゆっくり休むことを優先しましょう。リアルで見られればいいのですが、録画して見ることも出来ますので。
まだ始まったばかりでワールドカップ期間は1ヶ月間あります。この期間中に睡眠を短時間で効率的にとることが出来るようになった人も出てくるのではないでしょうか?無理をしない程度に楽しんでくださいね。