ワールドカップサッカー日本代表の筋肉2

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ボレーシュート前回は、サッカーの日本代表がスピード・技術においては世界に通用するものとなったが、足りていないのはパワーであるというところで終わっています。

そのパワーなのですが、日本代表レベルの選手になると、18歳になってからJリーグに入って一から筋トレをするのでは遅く、その前のユースの時代からフィジカルトレーニングを積まなければならないということです。

もちろん闇雲に筋力トレーニングをするのではなく、専任のフィジカルコーチがメニューを作成し、指導していくという体制が必要です。

一番鍛えなくてはならないのでが、背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋(だいようきん)であり、これは体幹と呼ばれる体の内側の筋肉です。

大腰筋は、上半身と下半身を連結している唯一の筋肉で、背骨や骨盤を支え、太ももを動かす役割があります。

大腰筋は、二足歩行をする人間だけに発達している筋肉で、腹筋や内臓よりも奥の体の中心に近いところに位置しています。それだけに外から見たり触ったりできないので、鍛えられているかどうかが分かりにくい筋肉でもあります。この大腰筋などの体の中心に近い筋肉が強ければ、簡単に当たり負けすることも無く、下半身のパワーも増します。

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ブラジルのサンパウロなど、トップクラブでは、各年代にフィジカルコーチがおり、個々の選手にあったトレーニングメニューを組んでいます。フィジカルを鍛えれば、試合のパフォーマンスが上がり、ケガが減り、選手寿命が伸びると言われているので、フィジカルトレーニングにはかなり重きを置いています。現在の日本代表監督であるジーコもブラジル出身であり、40歳を超えてもなお、現役でプレーし続けていたのは有名です。

大腰筋を鍛えることは、腰痛の予防にもなりますし、老化を防ぐことにもつながります。毎日の簡単な体操で鍛えることができるので、腰痛の方などは是非試してみてくださいね。